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レゾルバ計測・調整を簡単にする!レゾメータ™ RM-100

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  • 引用元:https://www.nst-co.com/category/rm-100/index.html)
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レゾメータの製品特徴

専門知識がなくても誰でも簡単に取り扱え、短時間での計測を可能にしているレゾルバ位相計測器。モーターの開発や製造、修理・メンテナンス作業をサポートします。レゾメータを導入することで、計測にかかる準備や手間・労力をカットするだけでなく、モーターのメンテナンスの内製化や、知識のある特定の人以外でも調整作業ができるようになるなどのメリットがあります。

モーターとレゾメータのモーター・レゾルバ・ブレーキ接続ケーブルと接続し、手でモーターを回すだけで位相差(取付角度)が計測できます。一般的な製品では、計測や調整時間に1時間と長くかかってしまう事が多くみられますが、レゾメータではわずか1分ほどと驚くほどスピーディー。

しかも、装置内にはR/Dコンバータが内蔵されているので、モーターもしくはレゾルバが静止状態にあっても、モーターを駆動させることなく停止させた状態で計測できます。また、補助システムとして、レゾルバの組付け角度調整時にモーターの固定と電磁ブレーキ付きモーターのブレーキ解除用電源が備えられています。

レゾメータの調整の精度は、分解能±0.1°と高精度。目分量などで計測しないでより正確な計測を可能にし、レゾルバの角度数値をみながら調整の調整を可能にした機器なのです。

レゾメータの基本仕様

「レゾメータ」は、モーターとレゾルバの位相差レゾルバの現在角度の測定ができる機器です。その計測精度は、標準環境において標準条件で繰り返したテスト結果では、±0.1°以内と高精度の性能を実証しています。対象モーターの極対数と対象レゾルバの軸倍角の設定もできるようにされているのも便利。

レゾメータ本体にはモーター接続ケーブル(クリップ)、レゾルバ接続ケーブル(M4丸端子)、電磁ブレーキ接続ケーブル(クリップ)、AC電源ケーブルが附属品として付いており、供給電源はAC100-240V(50/60Hz)、気温0°C~50°Cと湿度15%~85%での環境下で使えます。

電源はAC コンセントから供給し、モーターを手で回して数値を合わせるだけで正確な位相合わせができます。一般的なオシロ方式による位相計測では、対象モーターに駆動モーターをつけておこないますが、レゾメータ方式での計測では駆動モーターが不要。さらに、作動プロープやオシロスコープ、R/Dコンバータなどの外部駆動装置も不要ととことんシンプルな仕様です。

対象モーターに直接レゾメータを接続するだけで、安全性の高い正確な調整を、時間をかけずにおこなえます。そのため、開発・製造・保守・メンテナンスにかかるコストを軽減し生産性を上げることが叶います。

位相差計測結果を数値で表示

オシロ方式では目視で黄色波型(モーター波形)と青色波型(レゾルバ波型)のズレを確認し、手計算による角度変換が必要となります。時間のズレも考慮しなければいけないので読み違いが起こりやすく、作業時間がかかり、作業者によって差が出るなど正確性に不安な点がみられます。

一方、レゾメータ方式では数値表示なので定量化がしやすく高精度な計測ができます。しかも、操作画面はタッチパネル式5.7インチLCD(表示分解能1/100)で、日本語だけでなく英語・中国語に対応しています。

省スペースで持ち運び可能

オシロ方式では装備化されているので持ち出しが困難です。専用機器であることからも設備費が高く工程の集約も難しくなっています。

レゾメータは各種モーターやレゾルバへの対応範囲が広く、コンパクト設計で本体3.5kgと軽く持ち運びも楽々。ケーブル(モーター・レゾルバ・ブレーキ接続ケーブル)は本体に収納可能。コントローラーのみで計測し、外部通信機を使って別の専用設備内に組込み集約するなど大幅な製品CTの短縮にもなります。

また、縦置きや横置きと収納や検査場所に合わせた置き方ができ、チルトレッグやチルトスタンドを使用すれば傾斜角度も変えられます。

レゾルバ位相差合わせの悩み

レゾメータの活用例

「レゾメータ」は主にモーターメーカーやレゾルバメーカー、自動車メーカーでのモーターの組立検査や調整工程でのレゾルバ計測に使われているだけでなく、重機・船舶・シャッター・搬送台車(AGV)・エレベータ・エスカレータなどの業界においても、モーター保守メンテナンスに活用されています。

レゾルバ調整を行う際には他部署かモーターベンチを借りてオシロスコープを使って自分量で調整していたモーターメーカーや、人の手でレゾルバ調整の定量化を可能にする計測器を探していた自動車メーカー、モーターのメンテナンスを外部に依頼するのではなく自社内で作業できるようにと考えていた物流メーカーなどへの導入実績があります。

向いている企業

製造や組立、下請け、メンテナンスなどの一部作業をおこなっている会社では、レゾメータを導入する事で簡単な調整や安定した測定結果、定量化が可能になります。自社でモーターの設計を行っている開発会社や生産技術部門、ベンチャー企業などでは、レゾルバに詳しい方が居なくても測定ができるようになります。

レゾメータの基本情報

主な用途 モータとレゾルバの位相差(取付角度)計測
主な活用例 ・モータ・レゾルバメーカー: モータの組立検査・調整工程でのレゾルバ計測
自動車メーカー:ハイブリッド車用モータの組立検査・調整工程でのレゾルバ計測 
重機メーカー、シャッターメーカー、搬送台車(AGV)メーカー、エレベータ・エスカレーターメーカー:モータ保守・メンテナンス
公式サイト https://www.nst-co.com/products/rm-100/
計測内容 モータとレゾルバの位相差、レゾルバの現在角度
計測精度 ±0.1°以内 ※弊社標準環境における標準条件での繰り返し精度
対象モータ 極対数:2~9極対
誘起電圧:100V以下 ※極対数設定可能
対象レゾルバ 軸倍角数:1~9倍角
変圧比:0.14~0.66
※軸倍角数設定可能
供給電源 単相 AC100V-240V
50/60Hz
外形寸法(mm) W310×H320×D120
重量 3.5kg
使用環境  ・温度:0℃~50℃
 ・湿度:15%~85%

導入事例

モータメーカー

レゾルバ調整のたびに他部署からモータベンチを借り、オシロスコープにて目分量で調整していた。レゾメータをご紹介し、その場で購入を決めていただいた。

自動車メーカー

人手でレゾルバ調整を定量化できる計測器を求めていた。レゾメータ導入後、作業効率が向上した。

物流メーカー

従来、モータメーカーにメンテナンスを依頼していた。レゾメータ導入後、内製化によりメンテナンスコスト削減を実現。

取材協力
株式会社エヌエスティー

モータ生産工程に関わる様々な検査に対応が可能

エヌエスティーには、電子回路設計や電気回路設計、機構設計、ソフトウェア設計、メンテナンス・製造などのエンジニアが多数在籍。企画提案・適したシステムモデルの提案、開発、設計、試作、量産、その後の保守フォローとすべてに対応。レゾメータをはじめ、自動ブレーキ性能評価装置、データ監視システム、ギヤ噛み合い検査装置、制御コントローラ、音・振動検査装置、モータ特性評価装置、バッテリ充放電検査装置、インバータ特性検査装置、危険(安全)体験装置など、多種多様な製品を取り扱っています。

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